デイリーポータルZのイベントでゴミを自慢されてきた

写真日記

インターネットのおもしろサイト「デイリーポータルZ」(DPZ)のイベントに参加して、ゴミを自慢されてきた。

参加したのは「好きなこと、集めているものを自慢する会」。DPZに執筆しているライターさん4名がハマっているものをプレゼン…と言うか自慢をするのを拝聴すると言う変わった内容。

編集長の林さん(左)と編集部古賀さん(右)

いつも記事の写真や動画で見ている編集部やライターさん達を生で見られるので、DPZのファンとしてメッサ興奮するワクワクイベントであった。

事前に最も期待していたのは既に記事化もされている「旅行ゴミノート」。

西村まさゆきさん
「旅行ゴミノート」
旅行で出たゴミを1冊にまとめた「旅行ゴミノート」の実物。

期待通りの内容で30分のプレゼン時間では足りないほどの濃い内容だった。自分もゴミと言うかチケットの類は持ち帰って一定期間飾っておくことはしていたけど、ガチのゴミを含めて1冊にまとめると言う発想はなかったので、ちょっと真似してみたいと思う。

爲房新太朗さん
「ジャパネットたかた」

爲房さんの「ジャパネットたかた」が、自分的に予想外に刺さる内容だったのも書いておきたい。CSで放送されている「ジャパネットたかた」を毎日見続けていた爲房さんの「ジャパネット愛」が伝わるプレゼンなのだが、何を隠そう自分も「ジャパネットたかた」のテレビ放送が大好きだ。

あの口調、あのテンション、あの進行。完成されたフォーマットとも言える「ジャパネットたかた」の放送は、何度見てもプロのワザとして惚れ惚れする。商品選定やセット構成もユーザーのことを考えて熟考されており、素人目にも「なるほど」と思うほどに気が利いている。自分で購入することはないのが申し訳ないところなのだが、ジャパネットたかたの素晴らしさについて1時間半ぐらいプレゼンできるぐらいには好き。だけど我が家で奥さんに語った日には馬耳東風とはこの事か並にスルーされるし、近い周囲に賛同者は見あたらないと思っていたが、広い世の中やはり愛好者はいるのだと感激した。

與座さんは自身のブログ「今日の休憩」を紹介していて、ふんわりした内容ながら個人的には共感できた。

與座ひかるさん
「『今日の休憩』ブログからのまとめ」

昼休みの1時間と言う限られた時間内で、思いつく限りの色んな体験をし、それをブログにサラッとまとめる。ランチタイムに1人カラオケとか、アイススケートとか「マジで!?」と思うような活動をされているそうだ。

伊東さんの「擬木」は単語自体が初耳だったのだが、公園などで柵や階段止めに使われている木を模した建築資材が「擬木」。

伊藤健史さん
「擬木」

これまでまったく意識していなかった存在だが、系統立てて歴史や使用例、その魅力を説明されると、擬木のことが大変に気になり始めた。自分も今後は見かけたら写真に撮って記録しようと思う。

プレゼン大会終了後はライターさんを囲んでの懇親会。西村さんと伊藤さんが持ち寄った指定収集袋、いわゆる「ゴミ袋」を広げた様は壮観であった。

日本各地の指定収集袋、いわゆるゴミ袋です。

指定収集袋は発行する自治体のエリアに行かなくては買えない。アンテナショップや物産展などでも買えず、大変にレアものと言うことのようである。さすがにこれは真似して集めてみようとは思わなかったが、市町村ごとに容量や価格、カラーや製造国に違いがあり、まとめて分析するのは楽しそうだなと思った。やらないけどね!

今回のイベントは「デイリーポータルZをはげます会」のサポート会員のみが参加できる企画。そのため小規模で参加者も限定されていたが、お陰様でイベント中は非常に暖かい雰囲気に包まれており、有料会員になった甲斐のある楽しいイベントであった。また似たようなイベントがあればぜひ参加したいところである。