床拭きロボット ブラーバm6、使って分かった良いところ悪いところ

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アイロボット ファンプログラムの企画で、自動床拭きロボット「ブラーバm6」を3ヶ月ほどモニターしました。

長い期間モニターさせてもらったお陰でブラーバm6の「良いところ」と「悪いところ」が分かってきたので、この記事ではどちらも包み隠さずご紹介していこうと思います。

良いところ:自動で床がピカピカになる

ブラーバm6の一番良いところは「自動で床がピカピカになる」ところ。

本体の高機能化や自動充電用ベースのお陰で、設定したスケジュールに従って自動で床拭きが行われ「気が付くと床がピカピカ」になっています。

細かく言うと清掃用パッドをメンテナンスしたり、水拭き掃除用のタンクに給水したりと言った手間はあります。

ただ実際に使ってみると、小まめに床拭きするお陰でパッドはそんなに汚れないし、給水もわが家では2回に1回で水を足せば間に合いました。

自分でやる普通の床拭きに比べると「何もしていない」と感じるぐらいの労力で、家の床がピカピカの状態に保たれる。

コレが最大にして最強のメリットだと思うので「フローリングのピカピカを保持したい」と考えるご家庭には強くオススメです。

良いところ:動作音が静か

ブラーバm6は動作音が静かです。動作時に聞こえてくるのは小さめのモーター音と、水拭き時のビューシュッという音だけ。

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ブラーバm6 動作音量 – YouTube

お陰で在宅時でも気兼ねなく使えるし、飼い猫たちもそれほど怖がらずにいるようです。

これぐらいの音なら赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えると思うので、ルンバなど自動掃除機を含む「掃除機の音」が気になるなら、静かさ目当てでブラーバを選ぶ手もあると思います。

良いところ:洗剤や使い捨てパッドの併用で更なるピカピカに

ブラーバm6には4種類のパッド(ドライ・ウェット/使い捨て・繰り返し)が用意されていて、気軽にパッドを付け替えることが出来るようになっています。

普段使いは繰り返し使えるウェットパッドやドライパッドで十分ですが、洗浄剤を含んでいる使い捨てウェットパッドを使うと更なるピカピカに。

その他にも、さわやかな香りを持つ専用の床用洗剤が用意されていて、タンクの水に混ぜると床がピッカンピッカンになる上にフワッと香る効果もあるんです。

そんなワケで年末の大掃除や友人知人が来るときに、使い捨てパッドや床用洗剤を使って「さらなるピカピカ」を狙うのも良いかと思います。

良いところ:ルンバとのコンビネーション

以前にも弊ブログで紹介したのですが、兄貴分でもある掃除機ロボット「ルンバ」と連携させると更に快適になります。

ルンバi7とブラーバm6と言う現時点で最強に近い自動掃除ロボットコンビのお陰で、わが家の床は3ヶ月に渡ってピッカピカ。いやピッカピカを超えたビッカビカで、いつお客さんが来ても恥ずかしくないレベルで美しい床でした。

良くも悪くもあるところ:段差を超えない

コレは特徴だと思って割り切るしかないのですが、ブラーバは小さ目の段差でも超えることが出来ません。

ケーブルカバーのような緩やかな盛り上がりなら超えられるコトもありますが、部屋間に数cmの段差があったりするともうダメです。

ただし段差を超えないお陰で絨毯などに乗り上げて誤って水拭きすることはないですし、電源ケーブルなどケーブル類を乗り越えて誤って水をかけてしまうようなこともありません。

「段差を越えない」のは特徴と割り切って、各家庭にあった運用を考える必要があります。

悪いところ:価格が高い

税込定価76,868円。

たしかに便利な機械ですし、ハマるご家庭ならその価値はあると思います。でもそれにしたって「高い」と感じるのが一般的だと思います。

とは言え、たとえば3年間使えば1ヶ月あたり2千円ちょっと。床をピカピカにする専属お手伝いさんの月給が2千円と考えると激安なので、使い方によっては充分に「元は取れる」と考えられる価格でもあります。

実際問題、わが家はモニター期間中に便利さと快適さになれてしまったので、なるべく早めに自腹で購入する予定でいます。

悪いところ:水の補給を忘れがち

使い方やその人のうっかり度にもよると思いますが、ブラーバの水の補給を忘れがちです。

水量不足を知らせる事前のお知らせ機能などはない上に、 水拭き用の水が足りないとブラーバは掃除を中断してしまいます。うっかり給水を忘れると、床拭きをセットしたのに実際は行われておらず「あれ、なんかキレイさが物足りない?」みたいなことになります。

タンクの水量チェックと給水は週に数回の頻度で充分ですし、やれば一瞬で終わる作業ではあるんですが、やっぱり面倒だしウッカリ忘れがちです。

悪いところ:ぶつかりが強め

キレイに床を拭いてやろうと言う気概が強いのが、ブラーバの前進力は結構強め。加えて本体重量も約2.2kgとそこそこ重いため、床に置いてあったごみ箱がブラーバに押されて移動していたり、薄手のじゅうたんがブラーバに押されてめくれたりする事がありました。

ブラーバは前方センサーでぶつかったら戻るようにはなっているのですが、そのぶつかりもちょっと強め。「ゴンッ」という感じでぶつかるので、割れやすいガラス製品なんかは怖くて床に置いておけません。

ただし多少の段差でも高いところには上らないので、ブラーバがぶつかると困るモノは一段上の高さに置いておけば大丈夫。

わが家も最終的には家具の配置などを工夫することで、ブラーバが拭き掃除しても問題ない床状態を維持できるようになりました。

さいごに

ブラーバm6、良いところに加え悪いところも正直ベースで書いてみましたがいかがでしたでしょうか。

もし友人に勧めるとしたら、バリアフリーでフローリング多めの住宅ならオススメ、でも段差が多めだったり絨毯や畳敷きが多いお宅にはオススメできません。

加えて言うと、フローリングメインのお宅ならルンバ以上にフィットする製品なので、「ルンバではなくブラーバを買う」という選択肢もありかなと思います。

弟分にあたるブラーバ 250や390もあるので、どのブラーバを選ぶのかと言う問題もありますが、個人的にはちょっと値が張ってもm6がオススメ。自動充電とスケジューリング機能は、1度味わうと手放せないほどに便利です。