MCUに新しい風を送り込む映画「シャン・チー」
「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の第25作目となる作品「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を、南町田の109シネマズグランベリーパークで見ました。
以下、軽いネタバレを含む感想となりますので未見の場合は読まないこと。
これまでのMCUと異なるアジア人ヒーローとチャイニーズファンタジーなストーリー。
シャン・チーを演じるシム・リウは、凡人的で親近感が湧く見た目だけど動きはバッチリで好感触。ケイティ役のオークワフィナもディズニーアニメに出てきそうなコミカルな雰囲気で悪くない。それよりなにより父親役のトニー・レオンが終始カッコ良くて眼福でした。
冒頭のサンフランシスコパートからアジアンパートに移ると、良い意味でこれまでのMCUとは離れていって新風を送り込んでる感じ。空想の世界にいるような生き物たちもVFXで違和感なく溶け込んでるし、MCUらしい金のかけ方でした。
映画の初代アイアンマンから名前が出る組織「テン・リングス」がどうなるかなど含め、MCU的には大きな動きの始まりとなるストーリーなので、MCUファンなら必見となる作品です。
でもアメリカンでパワフルな美男美女が闊歩するMCUを期待していると肩透かしになるかも知れません。
初登場作品でストーリーを盛り込み気味なので、次作以降でテン・リングスを使ってガンガン活躍する作品も観てみたいところです。
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