PCゲーミングモニターとして最適、DELL G3223Q レビュー
32インチの4K UHD 144Hz ゲーミングモニター「G3223Q」を購入しました。以前から4K 144Hzのモニターが欲しいと思っていたので念願叶っての導入です。
4K 144Hzだと価格的に10万円台中盤の製品が多く、本品も定価は154,880円。現在は30%OFFクーポンが適用され売価108,416円となっていますが、どうしても10万円は超えるもの。
それなのに本製品は発売当初のセールで驚きの67,887円となっており、これは!と思って購入に至りました。
後日のネット界隈の意見や情報をまとめると、意図せず2つの割り引きが適用された誤った価格なのではないかと言うことですが、ありがたいことに上記の価格で発注が通り無事に我が家に届きました。
そんなワケで DELL G3223Q のスペックや使用感などレビューしていきます。
DELL G3223Q 開梱
32インチにしても箱が大きくてびっくりしましたが、しっかりした梱包のため横幅が大きくなっていたようです。
組み立て、展開は箱の形状が工夫されていて、大きい割りに1人でも問題なく組立が可能になっていました。これは良いね。
DELL G3223Q のスペック
改めてスペックを振り返りましょう。ストロングポイント(特徴)は太字にしておきました。
画面サイズは32インチで解像度は4K UHD (2160p) 3840 x 2160 @ 144Hz。パネルはFast IPSの反射防止コーティングで応答時間は1ms。入力コネクタはHDMI2.1が2ポートとDisplayPortが1つ。
コントラスト比は1000:1で最大表示色10.7億色表示。輝度は600 cd/m²でHDR600に対応。色域は 95% DCI-P3, 99% sRGBとのこと。
その他のポートとしてUSB 3.2 Gen1 Type-Bアップストリーム、USB 3.2 Gen1 Type-Aダウンストリーム(充電対応)、USB 3.2 Gen1 Type-Aダウンストリーム、ヘッドフォンジャックをそれぞれ1口そなえます。
ウイークポイント(弱点)としてはスピーカーを内蔵していないことと、USB Type-Cのポートを持たないこと。スピーカーがないとゲーム機との接続時は工夫が必要になりますし、Type-Cポートも使い方によってはないと致命的です。事前にしっかり確認してください。
弱点を踏まえた上でも32インチ 4K 144Hzと言う基本性能、動画性能と視野角を満足させるFast IPS、次世代ゲーム機との接続に必須となるHDMI2.1ポート、高い高輝度性能を表すHDR600とゲーミングモニターとして魅力的なスペックを誇っています。
DELL G3223Q の使用イメージ
スタンドを付けた時の大きさは高さが45.9cm~55.9cm、幅は72.5cmで奥行きは24.7cmとのこと。重量はパネルのみで6.03kgとのことなので、スタンド込みだと8kgぐらいでしょうか。一般的な体格の成人なら設置に苦労することはないと思います。
元々使っていた27インチモニターをモニタアームでサイドに設置し、正面に本体スタンドを使ってG3223Qを設置しました。自分は一度モニタ位置を固定すると動かすことはないので、付属のモニタスタンドでも問題なく使えています。
DELL G3223Q を使ってみた感想
32インチは大きくて良いですね。4Kだとどうしても文字のサイズが小さくなりがちですが、32インチあればスケーリングのチカラを借りなくても何とかなるかも?とは言え自分は最近視力が落ち気味なので150%スケーリングで使っています。
物理的なサイズが大きいお陰で電子書籍の閲覧が快適です。上記の写真に写っているのは雑誌「オレンジページ」ですが、物理的な書籍よりも大きいサイズとなるので、パソコンで気軽に雑誌が読めるようになりました。
もちろん動画映像のインパクトも大きく、Forza Horizon 5をプレイした時は自車が大きくてビックリ。PCモニターはテレビより近くに置いて使うことが多いので、大きさのインパクトとしてはリビングの60~80インチ相当あるかも知れません。
解像度に関しては、これまでWQHDのモニタを使ってきたので、それほど大きなインパクトはありませんでした。とは言えFHDを4つ並べて作業できるわけで、右上にゲーム画面を出しつつ、左と下に攻略情報を表示しつつゲームプレイなんてことも出来ちゃって、広さは力だなと感じています。
肝心の144Hzに関しては、自分のPCが非力で高リフレッシュレートを堪能できていません。はやくRTX3060 Tiあたりを導入するか、もう一台Xbox Series Xを購入して高リフレッシュレートも堪能したいところです。
おわりに
自分は運良く6万円台で購入できましたが、一般的な売価である11万円前後でも魅力のある製品だと思います。
ただし記事執筆時では在庫切れとなっており配送予定は5月末とのこと。技術レベルの向上が激しいジャンルの商品なので2ヶ月先の発送をガマンして発注するかどうかは悩ましいところかなと思います。
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