オンキョーアンプ、聞き比べ
本日は【Hi-Fiオーディオ専門店】オーディオスクェア相模原店にお邪魔して、アンプを聞き比べて参りました。無駄に本文が長いので、お暇な方のみ続きをお読みくださいませ。
アンプが欲しくなったキッカケ
元々の話としては、東芝の液晶テレビREGZA Z3500の音が悪すぎるので、アンプとスピーカーを外付けして良い音にしてやろうと言うのがキッカケです。まず手始めにヤフオクで小型スピーカーinfinity Reference 10Eを落札し、ミニコンのアンプと組み合わせてテレビの音声を鳴らすところまで進みました。
だけどミニコンアンプだと、CD再生時のクオリティが今ひとつ。いっそのことアンプも買い換えてCDも高音質で楽しもう!と考えましたが、レグザリンクに対応したオンキヨーやヤマハのAVアンプは設置サイズが大きいのが玉に瑕。こんなに大きいアンプは我が家に置けません。
その後も色々と調べてみると、レグザはRI端子コントロールというものに対応していることを知りました。RI端子が付いているオンキヨーアンプとレグザを組み合わせると、テレビのリモコンでアンプの音量調整が可能になるとのこと。しかもオンキョーアンプはデジタルアンプなので小型な割に高音質ということまで分かり、もうオンキヨーのステレオアンプを買うしか!との気持ちで固まりつつありました。
さて一口にオンキョーのステレオアンプと言っても、性能と価格で選択肢は多岐にわたり、実際にどれを買うのかが悩ましいところです。2chや価格.comで調べに調べ、値段からみてA-933が良さそうだと当たりを付けたのが数日前のことです。
そのA-933ですが価格は実売6万円前後。しかし上位機種であるA-977が実売8万円、そして最上位機種のA-1VLが実売11万円と何とも微妙な値の開き。この「値の開き」と「音(ね)の開き」がどの程度のものなのか?これを確認しにオーディオスクエアに赴いたと言うのが今回のお話しです。
図らずも高級スピーカーを試聴
まずは手前の家電コーナーにて、CD一体型のCR-D1や他社製ミニコン、そしてA-933を聞き比べてみたところ、価格と音質が綺麗に比例していることを実感。もうA-933を買っちゃうか?と心が傾きましたが、深呼吸ひとつで心を落ち着かせ、奥にありますハイファイオーディオコーナーへ。
店員さんを呼び止め、アンプの試聴をお願いしたところ、他のお客様が視聴中なのでお待ちくださいとのこと。もしお待ちいただけるようなら試聴会に参加されては?と促され、連れ込まれたのが奥のリスニングルーム。
どうやらT-3Gなるスピーカーの試聴のようですが、頂いたパンフレットの価格を見ると669,900円。場違いなところに来ちゃったなと思いつつ聴いていましたが、さすがに良い値段だけがするだけあって、素人でも分かるような良い音を奏でておりました。そうは言ってもアンプ・プレーヤーと組み合わせると100万円を超えるお値段。全く買う気にはなれず、そそくさと退室させていただきました。
オンキョーアンプ A-1VLとA-973を聞き比べ
外にて暫し待ち、やっと我が家に順番が回ってきました。プレーヤーにオンキョーのC-1VL、スピーカーにB&Wの805Sを選択。アンプはA-1VLとA-977を比べたいところですが、展示品にはA-977の下位機種A-973しかないとのことでA-1VLとA-973をチョイス。ソースはCharaとギターソロを掛けて頂いて、ようやくの聞き比べとなりました。
実際に聴くまでは素人の耳で違いが分かるのか不安でしたが、一聴で判るほどの大きな違い。A-1VLは「良い音」でしたが、A-973は音が少なく薄っぺら。高々数万円の違いで、これほどまでに違うとは予想を超えていました。
他のアンプも聞かせてもらった
ものは試しと20万クラスのアナログアンプを聴かせて欲しいとお願いし、LUXMANのL-505uなる機種の音を聴かせていただきましたが、これもやっぱり「良い音」。この価格帯までだと、価格と性能が綺麗に比例しているようですね。
帰り際、A-933の音を再確認しましたが、A-1VLを聞いた後だと驚くほどに音が薄い…この価格差でこの音の違いは許容できないと判断し、A-933の購入は見送ることとなりました。
本日のまとめ:A-1VL >>>(越えられない壁)>>> A-933 > A-973 > CR-D1。(A-977は試聴できず)
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値段が2倍違えば音も違うだろ…