映画「アース」を見てきたよ
橋本MOVIXでネイチャー・ドキュメンタリー映画「アース」を見てきたよ。「ディープ・ブルー」、「プラネットアース」のBBC製作陣による映画で、延べ2000日にも及ぶ撮影時間と最新の撮影技術を駆使して撮影された「いまの地球」をお届けしてくれるそうです。スウィニー・トッドも見たかったけど、映画館で見るならアースのほうが良さそうだモンね。
映画館はガラガラで、アースを見に来てたのは10組ぐらい。混雑してると気がそがれるし、空いているのは何より。やっぱり映画を見るなら平日昼間の地方都市に限るよ。シアターに入る前にポップコーンとドリンク、プログラムを買いこんで、予約済みのど真ん中の席に陣取り、周りを気にせずダラダラと鑑賞。これで「ポーズボタン」が付いていて、途中で離席できると完璧なんだけどな~。
肝心の本編は自然好き、動物好きならお勧めできるかな。「この映像はチョッと他では見られない」ってシーンが多くてよかったよ。パッと思い出すだけでも「割れる氷の上を歩くホッキョクグマを、上空から舐めるように撮影」、「ヒマラヤ越えをする鶴の群れを、更にその上空から撮影」、「新月の夜にライオンの群れが象を襲うシーンをライトなしで撮影」、「チーターが獲物を狙っているシーンを超ハイスピードカメラで撮影」、「ジョーズがアザラシに噛み付く瞬間を超ハイスピードカメラで撮影」、「植物の成長過程、パン付き」とテンコ盛り。
特に興味深かったのは、「植物の成長過程、パン付き」かな~。良く見る「植物が見る見る生長していく映像」なんだけど、カメラが動くんだよ!どうやって撮影してるのか興味があったけど、時短カメラとモーションコントロールの組み合わせで撮影したらしい。1ミリのずれも無くカメラを動かすんだからすげーなー。
でもさ、この映画。真っ暗な中で、ウィーンフィルハーモニーの心地良い音楽を聞きながら、メリハリの少ないネイチャードキュメントを見るわけじゃない。寝不足で行くと絶対に寝るよ?お隣のお兄さんは30分もせずに撃沈してたし、おいらもお嫁さんも一部記憶が無いんだよね^^;
あとオオカミがトナカイを捕食するシーンや、ホッキョクグマが餓死するシーンなんかもあるので、お子様連れは見終わったあとに何か聞かれるかも。それはそれで良いことなんだろうけどね。
気になったのは、毎度ながらの「地球温暖化」。「いま私たちが努力すれば何とかなる!」ってのは止めようよ。温暖化の理由が分からないのに、「何とかなる」かどうかも分からないじゃない。「人間の生産活動が原因」ってのも余りにもエゴだ。お前らの活動なんか、太陽様の気まぐれな活動周期で吹っ飛ぶぜ?フジでCMしてたのと、電通のクレジットの意味を考えると、地球温暖化も孔明の罠だと思うんだけどな。
最後にひとつ書き添えておくと、本作品は「プラネットアース」の総集編だそうです。7割ぐらい内容が被ってるそうなので「プラネットアース」を見たことがある人は期待ハズレになるかも?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません