HDMIケーブルの品質について、ひとこと言っておくか

2008.6.18HDMI,オーディオオカルト

ITmediaで「PS3をAV機器として使おう」って記事を読んでたら、さらっとすごい事が書いてある。曰くHDMIケーブルの良し悪しで映像と音声に影響が出るので、ケーブルは高級品を使うように、と。

なかでも重要なのがHDMIケーブルだ。

BDソフトを存分に楽しむためにHDMIは欠かせないが、ケーブルの質によって映像／音声ともにクオリティが大きく左右されてしまう。

理屈からすればデジタル接続ケーブルは、アナログに比べてそれほどシビアに質を問わないはずだが、HDMIについてはケーブルの質が映像や音に強く反映されてしまう傾向にある。

HDMI(=DVI)は24bitのピクセル単位で映像信号を送信してる。ピクセル単位のエラー補正なんて無理だから、エラーが起こった場合はピクセル抜けが発生して、ドット抜けのような白ピクセルが出るはずだ。

つまり、この記事の論説を言い換えると「安いHDMIケーブルを使うとピクセル抜けが発生する。それがイヤなら高級ケーブルを買え」ってこと。おいらはピクセル抜けするHDMIケーブルなんて見たことも聞いたことも無いんだが、これを書いた奴はピクセル抜けするケーブルを持ってるんだろうね。ぜひ実際にピクセル抜け発生しているところを写真なり映像なりに収めて、ほら安いケーブルはダメでしょ？って実証してほしいね。出来ないだろうけど。

追記：コメント欄の情報を受け、引き続きHDMIケーブルの性能差に付いて考察してみました。「HDMIケーブルの品質に付いて、もうひとこと言ってみようかな（弱気」も参照してください。